入湯とは?/ レイク
[ 372] 温泉地で異なる入湯の効果 - ニュース - nikkei BPnet
[引用サイト] http://www.nikkeibp.co.jp/archives/357/357772.html
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日本人は温泉が大好きな国民だが、温泉の定義を知っている人はそう多くないだろう。地下からわき出る泉水で「25℃以上の水温」があれば、溶けている物質がほとんどなくても「温泉」と呼べるのをご存知だろうか。実は全国にある温泉の約4分の1は、このような温泉(単純泉)だという。 一方、泉水中に溶けている物質の総量が「1L中に1g以上」か、水素イオン、総鉄イオン、マンガンイオンなど定められた18種類の物質のうち少なくとも1種類が規定量以上含まれている水も、「温泉」となる。 日本には、現在2200ほどの温泉地があるが、含まれている成分はそれぞれの温泉で異なる。つまり、一口に温泉といっても、その種類は千差万別であり、ひとまとめに温泉を語ることは難しいのだ。 成分がそれぞれ違うのだから、温泉の「効能」も当然、温泉の数だけ存在する。しかし、医学的にみた温泉の効果は、基本的には、水圧、浮力、温熱などの物理的効果、成分の違いによる化学的効果、転地効果――に分けることができる。 「温熱」「水圧」「浮力」による物理的効果のうち、最も重要なのは温熱効果だ。温熱効果は家庭のお風呂も変わらないが、注目すべきなのは、温泉浴の方が保温効果が高いということ。これは、温泉に溶けているイオンや化合物が皮膚表面を膜のように覆って、体温が放散しないようにするためだ(ピックアップ2参照)。 体が温められれば血行が良くなり、痛みも軽減する。したがって温泉は、神経痛や関節痛、筋肉痛に効くとされるわけだ。 もっとも物理的効果には、温泉の成分、つまり泉質による差はほとんどない。成分の違いが重要な意味を持つのは、温泉の化学成分が直接作用する皮膚などに対しての効能だ。 例えば、草津の湯の成分には殺菌作用と肉芽形成作用があり、創傷治癒を早めることが知られている。また、草津温泉浴は成人型アトピー性皮膚炎に有効であることも報告されている。この理由として推測されているのが、黄色ブドウ球菌に対する温泉水の殺菌作用だ(ファクトシート参照)。 ただ、こうした温泉の化学的効果も、入浴剤などを使えば代用できる可能性がある。では、代用不可能な温泉の効果とは何なのだろうか。それこそが、温泉地に行き、環境が変わることで気分がリフレッシュする、転地効果なのだ。 自然環境との触れ合いは、ストレス解消にもなる。また、温泉地で広い浴槽に浸かるとゆったりした気持ちになるのは、脳波のα波が増加するためと考えられている。なお、転地効果を得るには、自宅から少なくとも100km以上離れた場所に行った方がいいという。また、海辺の温泉では豊富なマイナスイオンによるストレス解消効果を、森の温泉なら森林浴効果をしっかり得るようにしたい。(瀬川 博子=健康サイト編集)〔参考文献〕日本医師会雑誌2004;132(9):1119-1121.からだの科学2000;210:11-14.日経ヘルス2003(4);61:102-112.■「nikkeibp.jp健康」2月10日号:その他の最新記事・セルフチェック:温泉の正しい入り方は?・ピックアップ:血液をきれいにする「炭酸泉」や「塩化物泉」・ピックアップ:「大地のミネラル」温泉水を飲んで健康に・ファクトシート:泉質ごとに異なる温泉の効能・お答えします:血清尿酸値が高いのですが、痛風予防のために生活習慣を改善する必要はありますか。 |
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