館内とは?/ レイク
[ 72] 本当に館内での写真撮影ができないのは日本の美術館だけなのか - につき(はてな)
[引用サイト] http://d.hatena.ne.jp/kachifu/20080316/1199464451
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ちょっと前の話ですが、2008年の元旦から青森県立美術館の目玉作品になっている奈良美智さんの作品「あおもり犬」が来館者に自由に撮影してもよいことになったとWeb東奥の記事で知りました。(現在記事はリンク切れ) あおもり犬は、弘前市出身の美術家奈良美智さんが制作。開館以来大人気で、来館者から「撮影したい」という声が上がっていた。奈良さんからも「自由に撮影させてほしい」という要望があったため、撮影可能となった。 いい話だな、と思いかけたのですが「なんで著作権者である作家個人に許可を取ればすぐに済んでしまいそうなことがこんなに時間がかかるんだろう」という疑問がふとわいてしまったのでちょこちょこと調べていました。 はてなでも美術館等に行って写真撮影等をするとだめなのでしょうか?美術館にもよると思いますが、だめだとしたらなぜ禁止しているのでしょうか?.. - 人力検索はてな であるようです。数千数万のコレクションについて一点一点許諾をとって展示の際に許可不許可の指示を出し、監視業務者に徹底させるのは大変であることは想像できますし(公立美術館における指定管理者制度の導入下ではさらに困難化していくはず)、フラッシュが作品に良くないのも理解できるので正当な理由だと私は思います。 パリのルーブルやオルセー美術館に行ったときは、フラッシュを使わなければカメラ撮影はOKだった。それに対し日本ではなぜか、ほとんどの美術館では写真を撮ってはいけないどころか、カメラの持ち込みさえ禁止するところもある。 ところで、海外の美術館は、撮影OKのところも多くて初めて海外の美術館に行ったときは、カルチャーショックでした。 ついでながら,フラッシュや三脚を使わないカメラ,さらにビデオの撮影を禁止するというのは,世界中で日本の美術館ぐらいである。禁止のための理由はいくつか考えられているが,自分の美術館の絵葉書や出版物の売れ行きが落ちるという心配からのケチな習慣である。 それにしても、ストロボたかなければ写真撮ってもいいって、いいなぁ。日本の博物館、美術館はまったくどうでもいい規制が大過ぎるよなぁ。写真はともかく、スケッチもダメ、ガム噛んじゃだめ、ちょっと混んでると「立ち止まるな」、あれダメこれダメ。上海みたいに食いながら写真撮りながらがいいとはいわんが・・・・。NYのメットやルーブルでも座り込んでデッサンしてる学生なんか多いのになー。小役人根性で美術だ文化だって顔すんじゃねぇっての。 いずれの意見もポイントは「海外には撮影できる美術館があるのに日本ではなぜできないのか理解できない」ということのような気がします。でもちょっとでも考えればわかるはずなのですが、著作権の問題はどこの国でも同じはずなのでそこのところで違いがでてくることは本来ありえないわけです。むしろ保持期間は日本が作者の死後50年、欧米が70年で欧米の方がより長いわけですから。で、実際はどうなのかざっと美術館ウェブサイトで調べてみます。 アポロン・ギャラリー内と、ドゥノン翼2階のイタリア、スペイン、フランス絵画展示室では、写真とビデオの撮影が禁じられております。 ルーヴル美術館では、来館者の皆さまからの苦情を数多く受け、最も来館者が集中するエリアに限り、撮影を禁止する措置を取りました。 教育関連の理由または研究のための撮影に限り、例外的に認められています。書面で撮影許可の申請をしてください。 美術館の常設展における写真撮影は私用、および非営利目的の場合のみ許可されています。撮影された写真を出版、売買、複製、転写、配給、およびその他のいかなる営利目的に利用することはできません。特別展や「写真撮影禁止(No Photography)」のサインのあるエリア、および個人コレクションやその他の施設から貸し出された美術品の写真撮影は禁止されています。フラッシュの使用は禁止です。映画・ビデオ撮影は禁じられています。三脚は平日にのみ使用できますが、使用前に大ホール内の案内所から許可を得る必要があります。 ○ 撮影可能な展示室においても、撮影禁止マークのついている作品に関しては、所蔵者の意向により撮影ができません。 ○ 携帯カメラなどシャッター音が出る場合は特に、他のお客様の迷惑とならないよう、ご配慮ください。 A:所蔵作品展(常設展)での本格的な模写はできません。写真撮影は可能です。お手数ですが、1階インフォメーションにて、撮影許可のシールを受け取ってください。ただし、フラッシュや三脚のご使用はできません。また一部撮影をお断りしている作品もございますのでご了承ください(作品横に撮影禁止のマークがはってあります)。 本格的な模写はできません。当館が所蔵する作品(常設展示作品)については、写真撮影は可能です。ただし、フラッシュと三脚は使用できません。また、展覧会等で他の美術館等から借用した作品の撮影は一切禁止しています。 欧米では著作権の明らかに切れている(作者の死後70年経っている)作品を中心的にコレクションしている美術館はそのギャラリーを基本的に撮影可にしている。 所蔵している作品でも、著作権のきれていない=作者の死後70年経っていない作品を中心にコレクションしていることろは撮影を許可しているところとしていないところがある 上記に関して、許可しているのは全てアメリカの美術館であることから、著作権の切れていないコレクションを撮影可としているのは、アメリカのみの特殊な事情=美術館での私的複製が公正使用(フェア・ユース)として認められているから? こうしてみると日本の美術館だけが特別に厳しく館内撮影を禁止しているわけではないと判断してよいように思いますがどうなんでしょう。ただ一点、東京国立近代美術館とポンピドゥは著作権の切れていない作品の所蔵が多そうだけど、常設を撮影可にしているのは著作権の切れていないものすべて撮影不可シールを掲示しているということなのか、個人的な私的複製ということにしているかのかどうかは不明。近美はこんど注意してみてみないと。 で、私見ですが「日本だけが美術館のかんない撮影を禁止している」という印象が生まれてしまったかのは、近代以降の作品を中心にコレクションしている日本の地方美術館での経験とと欧米の大都市の大美術館での経験を等しいレベルで計ろうとしてしまっているからではないでしょうか。大都市の大美術館と比べるべきは日本では上記サンプルのようなナショナル・ミュージアムなので、そのレベルで比べてしまえば上記の調査の通り、撮影の許可不許可に関しては日本と欧米での基準に差はあまり見つけられないと思います。 というか、館内撮影に関してのlivedoorの記事ははっきり言って根拠のない憶測記事であり、ここではたとこれが以前過去記事でとりあげた記事を書いていたパブリック・ジャーナリスト工藤和江の記事だと気づいてまたこいつかよと。 はてぶから来ました(w以前オペラシティで展示したとき、僕のフロアは個人の使用に限り撮影許可にして欲しいといいました。建物の著作権の関係で不可能と断られました。しかし同時期、八谷和彦の展示がICCでやっており撮影許可になっていました。ICCはオペラシティのテナントなのに、色々考えが組み合って難しいと思いました。 バチカンはフラッシュ禁止の場所はあっても殆んどは撮影はOKのものが結構多かったです。収蔵品の大半が著作権切れなせいかもしれませんけど。ただし、システィーナ礼拝堂だけは厳しく写真禁止で、フラッシュが光るたびにノーフォトー!!!の声が響き、中にはそのまま警備員に連れて行かれてしまう人もいました。 >やまうちさまはてぶからようこそwこんなにアクセスあるとは思わずですよ。Webでは著作権問題がホットなんですねやっぱり。で、建築の著作権問題ってあまり聞かないですね。それをいいはじめたら風景写真なんてまったく撮れない気もするのですが…。気が向いたら調べてみます。 >furakuraruさま美術館というよりミッドタウンという商業施設内のルールなのでしょうね。店内撮影禁止というやつで。監視のお仕事の方に裁量権はないですから、やむなしかなとも思います。>umetanさま>masaさまエントリを書くときにイタリアからもサンプルをとろうとしたのですけどウェブサイトの言語対応がいまいちで踏み込めませんでした。情報ありがとうございます。実際に行ってみないとわからないことが沢山ありそうなのでありがたいです。 |
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